ぶどう膜炎にかかりました
なんか「右目がめちゃくちゃいてぇーなぁ」って思ってたら、ちゃんとした病気だったようです。
あんまり楽しい話題ではないですが経験したことをメモ。
始まり、始まり
始まりは2021年09月ごろでしょうか。
朝起きたら、なんか右目が痛いんですよ。尋常じゃなく痛いんですよ。
どれくらい痛いかって言うと、部屋の電気をつけたら絶叫する程度には痛いんですよ。
最初は混乱しました。え?なに?痛い?え?って。
ずっと頭の中では「なんだなんだ?どういう状況だ?」と思考を巡らせまずが、痛みがそれを邪魔するんですよね。
とりあえず、右目をタオルかなんかで隠せば左目を開けることができました。
しかし、それでも痛い。どうやら左目を開けると右目が連動して開こうとするっぽい。
つまりそもそも右目を開けると痛い。
(後で聞いた話ですが、眼球と瞼が癒着してたらしいです)
それでも頑張って痛みに耐えつつ、慣れない片目での視界でぼやける中、本当に慎重に行動し始めました。
その日は平日だったため、まずは仕事を休みました。
すぐさま病院へ行きたかったのですが、病院を調べることに手間取りました。
部屋の電気でも右目が痛かったのですが、あろうことかディスプレイの光までが痛いのです。
右目をタオルで隠せばいいかなと思ったのですが、微かな光が瞼に当たるだけでめちゃくちゃ痛い。タオルをしていても光が漏れてくる。痛い。
こうなると何もできません。部屋の電気を全て消し、痛みが治るのを期待して午前中は布団かぶって痛みに耐えていました。
午後になり、なんとかディスプレイの光度を下げてギリギリ調べることができました。
運よく近場に眼科があるようです。この状態では車を運転することなど無理なので歩いていこうと決めて玄関を開けた時に、私は悲鳴をあげました。
陽の光を浴びた途端、とんでもない痛みに襲われました。
天空の城のラピュタに出てくるムスカが光に目をやられて叫ぶシーンがありますが、あんな感じです。
結局、私は陽の光の暴力に耐えきれず。この日は家でじっとしていることにしました。
明日になったら多少は良くなっていることを期待して。
そして次の日、天気が曇りということもあり、なんとか眼科で診てもらうことができました。
そこで言われたことは「原因不明でわかんない」とのことで、とりあえず炎症を抑える目薬をもらえました。
その薬が効いたのが、日にちが経つにつれ、徐々に目が開くようになりました。
その時に鏡で見た自分の右目は真っ赤。白目の部分が全て赤く充血し切った有様。
そりゃあんだけ痛くもなるわ・・・と納得。
10日ほど目薬を打ち続けた後、改めて眼科で診てもらったところ、もう大丈夫だろうということでひとまずは終わりました。
そう、終わったはずだったのですが、また同じような症状が出てしまいました。
それが2022年01月中旬のことです。
痛み、再び
ある日の朝、起きるとまた部屋の電気をつけただけで右目がひどい痛みに襲われました。
前回のことがあるので、再発したなとすぐわかったため冷静に対処して乗り切ります。
この時も、太陽の光がめちゃくちゃ痛いので、それが少し治るのを待ってから病院へ。
そこで改めて診察してもらい、言われた病名が「ぶどう膜炎」でした。
どうやら眼球の中に炎症が出るものらしく、光にさらされると痛むと。
症状的にはまさにピッタリ当てはまるようなものでした。
前回の診察でもらった目薬よりだいぶ強めのものを処方してもらい、またそれをひたすら眼球にぶっかける日々を送ることに。
ただ、原因不明と言われた前回よりも、しっかりと原因がわかっていたためか、そこまで不安な気持ちにはなりませんでした。
それよりも看護師さんに「後遺症が残らないように頑張りましょうね!」って言われた時の方がなんか不安になっちゃったりしました。え、これ後遺症残るタイプの病気なんです?
そんな目薬をかけまくる日々を過ごし、なんとか目が見えるようになって今に至ります。
先生が強い薬って言って出してもらった目薬なので、やはり効き目がすごかったです。
現在
今現在も、目薬を継続して眼球にぶっかけています。どうやら再発しやすいらしく(実際、私もまた再発したわけですし)、完治には3ヶ月くらいかかるとのこと。
現在の症状としては、
- ディスプレイを見続けるとまだちょっと痛い。でもちょっと痛いで済むレベル
- 右目の視力が戻ってない。戻らないかもしれない。
- 視力が変になっているせいで、すごい疲れる。頭が痛く、肩が凝る感じ。
- 視界にそこそこの量の黒い点々がある。飛蚊症というらしい。これも治らないかもしれない。
ちょっと嫌な症状が出たりしていますが、元気に日常生活が送れているだけでもまずありがたいなというお気持ち。
去年から今年にかけて、この病気のせいでいろんな人に迷惑をかけてい流ため、ここでしっかり治すぞ!という意気込みが全身を駆け巡っています。でも尻から抜けています。
この病気になってわかったけど、視力周りのトラブルは現代社会においてめちゃくちゃクリティカルになりかねませんね。