MTGプロ制度廃止について思うこと
最近、MTGというカードゲームがアプリ化され、手軽に始められるようになりました。
MTG ARENA|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
昔やっていたんですが、最近になってやってみたらやっぱり面白かった。
それでちょいちょいプレイするように。
そして、MTGを作っているWotCから次のようなアナウンスが出ました。
つまるところ、公式に作っていたプロ制度が廃止になるよ!ってことらしいです。
この件について、色々な人がブログやらTwitterでわいのわいのやっています。
この方々のおっしゃることにほぼほぼ同意しかないです。
ただ今回のことで、私には「以前から不満に思っていたけど次の日には忘れていた些細なこと」があり、実はそれが「MTGプロ制度廃止」につながった原因の一つになっているんじゃないかなと思い、思いの丈をぶつけようと思います。
公式からのアナウンスがわかりづらい
もうこれ。この一言に尽きる。
公式のページとかに行って、説明とか見ても全然わからない。ちゃんと読もうとすると疲れる。米本社のアナウンスを翻訳しているせいかもしれませんが、めちゃくちゃわかりずらい。あと私が馬鹿だからという可能性もある。ただわかって欲しい。この世の中に馬鹿はいるのだと。
馬鹿はいる。悲しいが。(JRAのCM風に)
ライバルズ・リーグ
例えばですよ。さっきのWotCからの「プロ制度廃止」についての記事を見たとしましょう。
その中に、こんな一文がありました。
その一環として、2021-2022シーズンではライバルズ・リーグとマジック・プロリーグのイベント総数を削減する予定です。それにより、リーグ所属選手の戦いはポストシーズンや世界選手権で最高潮を迎えることになります。現行システムのイベントも刺激的なものですが、この構造が今後のひな形になることはありません。
初心者の人とか、ライバルズ・リーグってなんぞや?ってなりますよね。
公式のHPには、検索機能があります(サイト右上のほう)。ちょうどいいのでここで調べてみましょう。
そう、ヒットしないんですよ。ライバルズ・リーグについての説明ページが。
それぞれのリンクを見ても、デッキリストだったり、誰々が選ばれましたーっていうものばかり。そもそもライバルズ・リーグって何よ?何してんの?どこで見れるの?いつやるの?配信しているの?それならアーカイブは?
マジック・プロリーグ
残念ながら、ライバルズ・リーグのことはよくわかりませんでした。では、次にマジック・プロリーグについて調べてみましょう。
お!今度はちゃんと概要がありそうです。早速読んでみましょう。
どうやらマジック・プロリーグに関しては、ちゃんと説明してくれているようです。
しかし、文字だらけ。しかも初心者からすればよくわからん単語が飛び交います。(チャレンジャー・ガントレットってなんだ?)
そしてけっきょく、マジック・プロリーグを見るためにはどこに行けばいいのかわかりませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。いかに私が馬鹿なのかわかっていただけたかと思います。
でも待ってください。これを「こいつが馬鹿なだけ」で済ませるのはちょっと違うんじゃないかなと思うんです。
MTGAというアプリで、スマホでもMTGが手軽にできるようになりました。ライトユーザー層が膨らんだわけです。そうやって興味を持ってくれたユーザーが、いざもっと知ろうとして公式Twitterやホームページを見に行くと、知らない単語だらけの文字の羅列があるわけです。そして肝心のプロの試合をいつ、どこで見ればいいのかなどの情報は手に入りません。(実際には、Twitterの公式アカウントが視聴用URLをライブ時にポストしています)
私の結論として、「試合を見にいくまでの導線がない、または弱い」というのが、今回廃止になってしまったプロリーグがいまひとつ盛り上がりに欠けた原因の一つなんじゃないかなと思います。
最後に
そして、私が公式の情報から受ける印象は毎回ほぼこんな感じです。なんだったら一般の有識者が「こういうことだよ!」って説明していただいてようやっとわかるくらいです。
なんというか、Twitterとかで見るMTGについての歴戦の勇者たちはWtoCのこういうアナウンスに慣れてしまっている印象です。「アナウンスわかりずれーよ!」って、初心者とかライトユーザーが足を止める原因になりうると思うので、是非とも改善して欲しい。あと私は馬鹿を治したい。しかし治らない。